みなさんこんにちは、金丸です!
本日は、「新NISA利用率と新NISAがもたらす資産格差」というテーマについてお話しします。
ニーサって何?新しいアイドル?
残念ながら違います!
まあ僕達が生涯夢中になるって意味では間違ってないかww
いま日本では資産格差がどんどん開き続けています。
今までの日本は金持ちがより富を持ち、貧乏人は貧乏から抜け出せないという格差の拡大の仕方でした。
しかしこれが変わりつつあります。
僕達、一般人の間で格差が現れ始めているんです!
今このタイミングで新NISA始めている人と、そうでない人との間では、将来的に天と地ほどの格差が生まれてしまうんです。
①新NISAの認知度や利用率
②平均投資額
③新NISAが浸透しない理由
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①新NISAの認知度と利用率
国内最大級の家計診断・相談サービス「オカネコ」で2024年4月に実施された、新NISAに関して、認知度や利用率のアンケート「オカネコ 新NISAの利用意向調査2024年4月」をもとに解説していきます。
(全国の「オカネコ」ユーザーの男女1,294人を対象)
新NISAの認知度
まず、新NISAの認知度をまとめたグラフです。
認知度なので、新NISAをやってるかやってないかじゃなく、聞いたことあるかないかです!
しかもこの統計は、「オカネコ」というマネーリテラシー高めの方が多く集まるメディアでのもの。
えっ、お金に詳しい人でさえ知らない人がいるの?
そうなんです!
新NISAをしている僕たちの常識は世間の常識ではないんです。
新NISAの内容について把握しているか
次に、新NISAの内容について把握しているかをまとめたグラフです。
新NISAを知っていると答えた人に対して、内容について把握しているかのアンケートでは32%もの人が内容について把握していませんでした。
マネーリテラシーが高い方が多く集まる「オカネコ」ユーザーでこの数字です。
これが街でのインタビューであればもっと数字が悪くなる可能性は高いはずです!
新NISAの利用率
最後に、新NISAの利用率のグラフです。
事実、「オカネコ」ユーザーは新NISAを利用している人46.4%で検討している人は8.2%いますが、実際の日本人の新NISA利用率は20%程度と推測されています。
10人中8人は使っていないってことです。これ、どういうことかわかりますか?
今までは以下の理由から僕たち一般人はなかなか、投資を始められませんでした。
- 投資環境が未成熟だった
- 一般人がなかなか情報をキャッチできなかった
- 国民全体に投資に対してネガティブなイメージがあった
ただ、どうして多くの人が新NISAを使ってないのでしょうか?
そして使っている人の投資金額などの現状についても紹介していきますので、是非最後まで記事をご覧ください。
②新NISAの年代別の利用率
2023年12月末時点でのNISA口座数は約2300万口座なんです。
「おっ、結構多いじゃん!」って思った方、ちょっと待ってください。
日本の18歳以上の人口が約1億人程度なので、利用率は約20%。
将来に対する不安から開設する人は増えていくことは予想されており、30%程度まで上がるかもしれません。
ただ、それでも少ない事には変わりませんよね?
新NISAの利用者年代
こちらは新NISAの利用率を年代別に分けた表になります。
20-30代のは利用率30%前後なのに対して、年齢を重ねるごとに利用率は下がっています。
特に気になるのが50代の新NISA利用率、なんと17.5%なんです。
一般的に言えば20代より50代の方の方が経済的余裕があります。
50代は子供も独立し、給料なども社会人人生で一番多い時期のはず!
人生における、貯金のしやすいボーナスタイム☆
それなのに5人に1人も新NISA口座を開設してないんです!
若いと社会の変化に柔軟に対応できますが、50代になると今までの常識が邪魔してしまい、なかなか新しいことにチャレンジできない。
このことが50代が新NISAを始められない要因かと思います。
しかし、そんなことも言ってられません!
現在日本の人口は減り続け、若者も少なくなっています。
僕たち会社員の投資の最適解の1つは、世界中に広く分散されたインデックスファンドに長期投資を行う事です。
長期投資とは、15年とか20年とかのスパンのことです。
そう考えたら、安定した給料が10年から長くて15年くらいもらえる、50代はラストチャンス!
僕たちに迷っている暇はないんです!
今すぐ行動することが、僕たちの人生を変えるんです!
③新NISAの平均積立投資額(つみたて投資枠)
新NISAの平均積立投資額(つみたて投資枠)についての表です。
調査対象者の新NISAの平均積立投資額(つみたて投資枠)の平均積立額は月約6万円なんです!
そんなの無理だよ!
焦らないでください。これはあくまで平均値です。
平均積立投資額(つみたて投資枠)の中央値は、2-3万円だと言われています。
参考記事:新NISA、認知度は8割を超えるも利用者は2割半ば。世帯年収が多い人ほど実施率が高い?【楽天インサイト調べ】 | Web担当者Forum
結果を見ると、つみたて投資枠を利用している層の36.2%が9万円以上投資。
お金に関心の高い層は、満額(月10万円)の積立を行っている人の割合が最も高いというのが分かりますね。
年代別の平均月額投資額
年代別の平均月額投資額も確認してみましょう。
年代別の平均月額投資額の20代の42,000円には驚きですね。
若年層は新NISAをやっている割合が高かったので、多く入金している人が平均値を上げているという可能性はもちろんあります。
ただ無駄な生活費を削減したり、節約して投資資金を作っているのは間違いないはずです。
生活の基盤を作った後、暴落しても生活に影響を及ぼさないリスク許容度をしっかり守って投資を行いましょう。
投資はあくまで人生を変える為の補助!自分の人生を変えるのは、日々の節制・蓄財なんです!
④なぜ新NISAが浸透しないのか?
ここまで新NISAのメリットをお伝えしてきましたが、色々と疑ってしまいますよね?
じゃあなんで、みんな使わないの?国が進めているから裏で陰謀が…
大きな理由は2つあると思っており、その1つは制度に対しての理解不足が大きいと考えています。
④-1 制度に対しての理解不足
新NISAやっていない人に理由をきいてみると、以下の理由が挙げられました。
- 第1位:手続きの面倒さ(28%)
- 第2位:制度の理解不足(24%)
今までやったことがない事を新しく始めるってなったら、何でも「難しそう」「よくわからない」だから嫌い…ってなってしまいますよね!
日本にiPhoneが上陸した2008年を覚えていますか?
「ボタンがないなんて気持ち悪い」なんて思っていましたが、今スマホ使ってない人いないですよね?
新NISAも一緒!最初さえ乗り越えられればOK!
乗るしかないでしょ!このビックウェーブに!
NISA自体は「普通は20%取る税金を免除したあげるよ!」というシンプルなものです。
難しそうに見えても、本質はそれだけ!
難しく考える必要はありません。
今日から少しずつ学んでいけば、きっと新NISAの魅力が分かるはずです。
「よし、私も勉強してみよう!」そんな気持ちになりませんか?
④-2 資金不足
投資を始める上で、多くの人がぶち当たる壁、それは資金不足です。
毎月の給料はあっという間になくなってしまって、投資どころじゃない…
そんな風に感じている人も多いのではないでしょうか。
「投資は大金持ちがするもの」ではない、誰でも始められるんです!
僕も初めて投資した時は月1万円スタートでしたよ!
極端な話、投資は1000円や1万円からでも始められます。
まずは始めることが重要です!
新NISAは1800万円という非課税枠は決まっており、更に非課税機関は無期限です。
- 年360万円投資して最短5年で非課税金額を埋める。
- 無理せずコツコツ積み立て続ける。
50代以降の投資は勝つ投資より負けない投資を行うことが重要!
例えば、日本国内だけに商売をする会社より日本国内と海外どちらも販路を持っている方がリスクは低いし、日本の会社だけじゃなくて世界中の会社に分散投資する方がリスクが低い。
それを15年以上長期間コツコツ積み立てることで理論上含み損を抱える可能性がなくなります。
もう1つ注意点があります。
1000円とか1万円から投資できるとお伝えしましたが、あなたの生活の中で手を付けても全く問題ない余裕資金を活用して投資を行うようにしてください。
最初は慣れる目的もあるので少ない金額から投資を始めたらいいと思います。
しかし、含み益が出たりしたらもっと投資金額を増やしたい!
どうせ今は増えてるんだから普段の生活費を使って投資しようとかってなる人もいますが、絶対にダメ!
生活費を下げることで余裕資金を増やして、その増えた余裕資金を投資に回すんです。
- 毎日のコーヒーを一杯我慢
- コンビニでの無駄遣いを減らす
そして、その分を投資に回してみる。
そんな小さな習慣の積み重ねが、将来の大きな資産につながるはず!
でも、本当に大丈夫かな…
心配になっちゃう気持ち、よく分かります。
分からないことはどうしても不安になってしまいますよね?
でも今一度よく考えてみてください。
今後日本は2025年問題をはじめとして国内の人口は減っていき人口に対しての65歳以上の割合が35%に達し、その割合は今後もどんどん増えていきます。
これはもう仕方ない事であり、今からどうこうできるものではありません。
ただ若い方が減っていくなら国内で商売をしてる会社の売り上げは減るし従業員に渡す給料も減るかもしれないし、そしたらお金を使える若者もお金使えませんよね?
こんな未来が予測できるならどうすればいいのか?
自分のペースで成長している国や会社のおこぼれを貰う為に投資を行うしかないんです!
日本の1人あたりGDPは韓国にも抜かれ、いまや世界38位…
日本人の利用率が20%しかない新NISAを始めることで、それだけであなたは上位20%に入れちゃう!
資産運用から日々の生活費改善が必須です。
どちらも力を入れて一緒に貯金を頑張っていきましょう!
まとめ
今回は、「新NISA利用率と新NISAがもたらす資産格差」についてお話させて頂きました。
- NISAの認知度と利用率
- 年代別のNISA利用率
- 新NISAの平均積立投資額(積立投資枠)
- 新NISAが浸透しない理由とは?
今回の記事で日本に対してネガティブな話をしましたが、日本は世界的に見たらまだまだ豊かで安心安全で凄くいい国ですし、僕も日本が大好きです。
金持ちはより金持ちになっていってて、格差が開いているというニュースで聞くけれど、普通に会社員やってて豪遊せず普通の生活をしてたら生きていく分には困らない人が多いのではないでしょうか。
ただそのふつうの生活というのを今一度思い返してみてください。
例えば20年前くらいの普通の生活の代名詞、クレヨンしんちゃんの野原一家。
野原ひろし 35歳。
みさえという可愛い29歳の奥さんと結婚。
しんのすけとひまわりという子宝に恵まれ、最強に賢い犬シロ。
あとマイカーにマイホーム。
今考えたらスペックがとても高いと思いませんか?
でも一昔前はこれがふつうの生活だったんです!
そう!普通の生活のレベルは徐々に落ちていってるんです。
今までは、庶民とお金持ちの間では格差がどんどん開いてました。
ただこれからは違います!
この現状に気づき改善しようとする庶民の間で格差が開いていくんです。
僕たちの未来を変えられるのは僕たちの行動です!
一緒に幸せな人生を送れるように頑張っていきましょう!
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